しなやかに生きる

当たり前

 日本は、四季もあって生物の多様性もあって、自然の恵みもあって、

良い国ですが、いろいろな天災も起きる国です。

 地震や火山の噴火、大雨、洪水など、起きてほしくはないけれど

 生きていれば避けがたいところもあります。

 

  対策も出来る部分と出来ない部分がありますが、

 用意出来るところは備えて、災害なく、日々を過ごせていることを

 当たり前と思わず、感謝するということが大事だなと改めて

 思いました。

 

  お笑い芸人さんが、あたりまえ体操というのを前にやっていて、

 右足をだして、左足を次にだすと歩けるというようなネタがありました。

 

  別にネタに文句をつけるわけではないのですが、

 自分で歩くことが出来るということを、当たり前と感じるからの

 笑いであって、当たり前ということが当たり前になって

 思考が止まってしまう怖さも感じます。

 

 そう思うと、ありがたさと 当たり前というのは

 反対語になるのでしょうか。

 当たり前と思うことが増えると、

 自分の思うようになって当然ということが増えて

 怒りを生じやすく、感謝が少なくなります。

 

 そうなると、自分で幸せ度も減らしますし

 いろいろなご縁も見えてこなくて逃してしまいます。

 

 健康であること。家族がいること。友人がいること。

 人に親切にしてもらった。目上の人におごってもらった。

 給料をもらうことが出来る。ご飯を食べられる。平和である。等々

 たくさんありがたいと思い、感謝出来ることはたくさんありますし

 感謝出来るということもありがたいことです。

 

 いろいろな事がありがたいなあと思えたら、

 自然に まわりの人に感謝を伝えよう、

 そのためには、自分は何が出来るだろうか。

 同じ行動するにしても、どうやってしようか。

 心をこめて親切に出来るだろうか。

  とすると、どうやったら人にやさしく出来るだろうか

 とかごにょごにょと

 考えなくても自然に動けるようになるのではないでしょうか。

 

                        合掌

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    2018年7月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031