慈光和風

 

　知行合一（ちこうこういつ、ちぎょうごういつ）

　という言葉があります。儒教の流れ、陽明学の言葉で

　知ることと行うことは同じですよ。

　または不可分ですよという漢字の意味になるでしょうか。

 

　「知っている事と、行うことを　一致させる」

　　言行一致という言葉もありますね。

 

　　いろいろええ事を言っている人でも、

　　言動と

　　実際にしている行動が伴っているか、

　　伴っていないかで大きく違ってきます。

 

　　　さも自分の意見で、こうやって生きてますよ

　　というように言うだけ言って、行動が伴って

　　いないという事がないようにというのが

　　ぱっと浮かぶ意味でしょうか。

 

　　　本や記事などを読んで、こんなこと

　　書いてあったよと紹介するということなら、

　　いいのかなと思います。

　　ただ、咀嚼不足で、情報を流していくということが

　　役に立つことであろうか、

　　時間の、命の浪費になっていないだろうか。と、、

　　

 

　　　お釈迦様の言葉、お経の言葉など、お伝えすることがありますが、

 

　　お釈迦様が練って練って練り込んで考えられた事、

　　お経を命をかけて訳して伝えられた方々の努力、

　　言葉に表せない、本当に伝えられたい事がたくさんあると思います。

 

　　　さて、過去の偉い方々には程遠い身なれども、

　　　少しでも深めよう、近づきたいとなったら、

　　　少しでも良い言葉、

　　　響いた言葉が入ってきたときに、

 

　　　とりあえず、行動してみよう。

 

　　　そして　それはなんで自分の胸にぐっと

　　　来たんだろうか。

　　　そもそも自分は本当にその言葉の意味を

　　　理解しているだろうか。

　　　　考えてみて、

　　　そして　また動く。

　　　そうしている間に、

　　　なにかに気づいて、楽しいと

　　　なって来ることもあるし、

　　　悩んで進まなくなることも

　　　あるでしょうけれども、

　　　何かが動いて面白くなってくる

　　　かもしれません。

　

　　　こうやって深めていけるほどに、

　　　熱意を持ってできることが

　　　何かあるのか、それが

　　　大事なことかもと今日、思いました。