しなやかに生きる

おがけさまで

おかげさまで という言葉、感謝する言葉として

よく使われますが、言葉として言っていて

本当に伝わっているだろうか、自分が本当に感謝を意図して

使っているであろうか。惰性や習慣でただ使っているときも

あるのではないかと、振り返れば思います。

 

 この前のお寺のおつとめのときに、

 仏教では、知恩・感恩・報恩という恩があるといいますと いうところから

 どう日々におかげさまで という事を考え、

 用いていくかという話をさせてもらいました。

  日にちがたって、改めて文章にしようと思うと

 内容も違ってくるというのも面白いですね。

 

 ということで、

 知恩は受けている恩を知ること、感恩は恩に感謝すること、

 報恩は恩に報いようとすること。

 

 まずは受けている恩に気づかないことには、始まりません。

 周りの人、家族、神仏、ご先祖様、地球、生きとし生けるもの以外にも

 住んでいるお家とか、建物とか、、感謝する対象は

 生きていく中で出会うだけでも、数限りないです。

 

  とはいえ、ずっとありがとう、ありがとうと言うわけにも

 いかないので、感謝を心がけつつ、

 折に触れて 思い出したり、頭の片隅にありつつ、

 生きていく。

 

  人間は、人の間でなくては生きられないですし、

  お互い様とも思い、おかげさまと言う。

  そうすると、自分の幸せ度があがり、

  周りにも良い影響を及ぼせると思います。

 

   生きていたら、嫌な人にも出会うし、

  なんで自分だけがこんな目にという

  ことにもなるときもあります。

 

   そういう状態の時に、おかげさまで、

  ありがとうという気持ちになれるかと言われると

  難しいですが、それでも、、、それでも、、

  おかげさまで、こうして〜して生きている等

  少しでも思うことができれば、

  問題に対処する 智慧と力が

  出てくる助けになるでしょう。

 

  そのために、普段から おかげさま力(そんな言葉ないですが)を

  筋トレのように、少しずつ

  鍛えておくと、生きていく力になるのではないでしょうか。  

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    2018年8月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031