しなやかに生きる

愛語

2017.07.09

2 comments

和顔愛語 といえば おだやかな笑顔と

思いやりのある話し方で人に接することで

大無量寿経 というお経にある言葉が

もとになっています。

 

 財がなくてもできる七通りの布施の修行として

 和顔悦色施(わげんえつしきせ) と

 言辞施(ごんじせ)に通じると言われています。

 

 怒っている人より にこやかなひと

 話が しやすそうな人の方が 人が

 近づいてくるのはもちろんです。

 

 

 感情や機嫌は伝わっていくもの

 どうせなら

 不機嫌を 伝えず 上機嫌を伝える

 ほうが 自分にとっても 

 周りの人に とってもいいですね。

 

 

 あと 顔だけにこやかにしていたとしても

 心の奥底で 怒っていたらまるわかりです。

 

 自分がこんなに 愛想よく

 努力してるんだから 相手も

 優しくしてくれるはず とか思っていては 

 布施も 何もありません。

 

 

 他人の思惑は おいておいて

 他人によく思われたい気持ちは

 置いておいて

 自分自身の問題と思って

 和顔愛語を心がけてみる。

 

 

 道元禅師が 正法眼蔵で

 愛語よく 廻天のちからあり

 と書かれています。

 

 

 愛語は 人を思いやり 

 感謝する言葉から生まれる。

 その気持から 「ありがとう」

 という愛語がでれば 

 人の心が どんどん 晴れる。

 

 廻転の力とは 

 真っ暗の状態を どんと

 明るく ひっくり返す 力が

 宿っているということです。

 

 最初は この言葉を 信じて

 感謝するところを見つけてでも

 愛語をするように

 心がけて みるのはいかがでしょうか。 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    2017年7月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31