しなやかに生きる

すっきりした部屋を想像する

2019.12.22

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 令和元年も終わりそうな頃、12月といえば、大掃除をされている方も多いと思います。ただ大掃除をするにしても、整理がされていないと、しづらく時間もかかります。また大掃除を機にいろいろ物も捨てて、すっきりしたとしてもなんだかお正月、松の内が終わる頃にはなんとなくもとにもどりつつあるというような事も多いのではないでしょうか。

 片付けていてすっきりした状態がいいなとか、好きだなという方は多いと思います。

片付いていなくて、物がなかなか見つからないとか、置いておいたはずの物がなくなって、仕方なく買うものの、おもむろに出てくるとか、時間やらお金やらを無駄にするたび、片付けなくちゃとも思います。

 片付けは家族にすごい強制力のある整理整頓に優れた人がいれば出来ると思います。あとは比叡山の修行とまでは行かなくても周りの環境が許されなければ、物もいうほど持てなくて片付けやすいですし、引っ越しのときは否応なく物を選別しなくてはいけなくなります。

 もちろんそんな状況が多いわけでもなく、上手くものと付き合う習慣が作りたいけれど、出来ない。だから、世の中では収納を上手くする方法とか、ときめくものを残す方法とか、いろいろな本がでて多くの本が読まれているのでしょう。

 ということで、片付けだけでなく他にも応用できますが、片付けしたいとなると、まずは何ですっきりした部屋になりたいのか、環境を作りたいのかをイメージすることが大事なのかなと思います。

 ただ片付いていない部屋でそんなことはよう考えられません。ですので、落ち着いてきれいな喫茶店、旅行先のシンプルな部屋、または石庭のきれいなお寺のようなところに行くとか、すっきりしたところで、なぜ自分はすっきりした部屋で過ごしたいのだろうかを考えてみるのはいかがでしょうか。

 すっきりさせて仕事や趣味など自分のしたいことをよりやりやすくなるためにかもしれないですし、賢くなりたいとか、掃除しやすいようにして健康になりたいからかもしれません。何もしたいことがない。けど何か変えたいというのもありでしょう。

いろいろな考えがでてから、それじゃあそのためにはこういう部屋が必要だね、と考えてから片付けに挑んだ方が、必要性が高まりアイデアも湧き、何かわからないけど怒られるからとか、片付けしたほうがいいんでしょ。みたいなことで動くより、ずっと効率よく楽しく動くことが出来ると思います。

 つべこべ言わずに目の前の部屋を掃除して片付けたら、と言われそうでもありますが、こういう取り掛かり方もいかがでしょうか。

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