誓願 その一
新年あけまして もはや 1月も終わりとなりました。
だいぶ 更新するのに間があいてしまいましたが
これからは一回を少なめでも こまめに
更新しようと思います。
1月28日に 慈光寺では 節分のおつとめをさせていただきました。
その時に 誓願の お話をさせていただきましたので そこからのお話しをば
誓願 というと 仏道を歩んでいこうとする時に 誓い願うことというのもありますが
そもそも 阿弥陀様の四十八願 薬師如来様の十二願 など
仏様が 一切衆生を こういうときにこう 救おう 手助けしましょうと
救い切るまでは 自分は涅槃にはいきません と誓われた 大願です。
そうすると 誓願というのは すごいパワーを持っているんだ
困難な道を進んでいく上で力になるということはわかるかもしれませんが
凡人である 自分とは程遠いものだと思ってしまって
終わりになってしまいます。
ですので まず こういうことをしたいと 誓い 願いを立ててみるのは
いかがでしょうか。
伝教大師も 誓願がまず一番大事である。ただ私たちが願いを立てるときは
同時に願いそのものに執着してもいけない と書かれていました。
動いてみないと 何がしたいのかわからないこともあるでしょうし
はじめてわかることもたくさんあるでしょう。
理念 とか 設立の精神とかばっかり 立派で 実際に動かなかったり
逆の方向へ進んでいくなどということはよくあるお話しです。
さて そうは言われても 誓願 って 自分のしたいことを願っていいのか
そもそも 何が今の状況でしたいの?できるの?という 不思議があります。
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