しなやかに生きる

井戸は自らの内にある

2016.09.30

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 「悟りと平安と喜びは、他人が与えてくれるものではない

  井戸は自らの内にある  今、この瞬間を深く掘ると、水が湧き出るだろう」

  というお釈迦さまのことばがありました。

 

自らの内にある 仏性に気付きなさいとか

青い鳥は 近くにあるとか の意味も含むでしょうか

 

古今東西 いろいろな言葉がありますが

今この瞬間 から なんとかできるというか

今この瞬間 を なんとかしましょう。

を 強調されている 言葉ではないでしょうか。

 

おそらく修行が進んで 人として成長しても

不安や怒りの心が全くなくなるということはないでしょう。

ただ 己を磨いていくと

不安や怒りの力というものがあるからこそ

受け入れて 良き方向へ変換をかけて

力を蓄え進んでいくことができるのではないかなあと。

 

生きていくということは 何が起こるかわからない

変化し続けなければいけません、

そのためには 今を深く見ていくことが

見続けることが 井戸を掘って 水を得ているという

ことになるでしょうか。

 

井戸を掘るにしても 土砂や 岩があると

掘りにくいので すっきり いろいろと

捨てた方が よさそうです。

人生は 何かを いろいろな物を 得ているようで

捨てて 潔く捨てていって 進んでいかなければなりません。

 

本来無一物 もともと 物理的には 何も持って生まれていないし

(身体という大事なものはもらっていますが)

死ぬときにはこの世に置いていかないといけない。

そんな 智慧を 応援団として

ものとの付き合い方 を考えてみるのはいかがでしょうか。

 

子供の頃から よく師匠に 部屋は 自分の

頭の中と一緒だから ごちゃごちゃしてたら

頭の中もごちゃごちゃする。

だから いつもきれいにしておきなさいと

言われて 育ってきました。

 

そうは言っても なかなか びしっと

綺麗にできてないので 偉そうにとても言えないのですが^ー^;

 

片付け ないほうが

仕事はかどるんやという人は いいとして

結構 心 感情には 環境が 影響を及ぼすと

思うのですが  いかがでしょうか。

 

自分のいらない思い込み 成長を引っ張っている

執着なども 物理的な物を捨てると

捨てやすくなるかもしれません。

 

ものに対しては もったいない精神で

きっちり 使わせてもらうことも大事ですが

今 自分の中にある 井戸を掘って

水を 得るためには どうしたら いいかな

 

そのために 捨てるもの 思いは あるかな?

と 生きている時間にもったいない精神を発揮して

考えてみるのも 人生の助けになるかなと

思った 言葉でした。

 

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