しなやかに生きる

部屋の状態は自分の頭の中と同じ

 今、古い資料や本などを整理して、部屋の整頓にいそしんでおります。ああ、こんなものがあったんだという発見があり、徐々に自分に何が必要で何が必要でないかが、わかりやすくなってくるように感じています。

 本や資料は自分がこれだけ知識が必要なんじゃないかなという不安と、知識があるという誇示が合わさって増えていくのかもしれません。今、必要でないものが溜まってくると、もともとあった知識すら使うことが出来なくなって、停滞してしまいます。パソコンがある程度、空き容量がないとアップデートも出来なくなるみたいな感じで、変化することが難しくなりそうです。

 私は師匠の慈光法尼から「部屋の中身(状態)は自分の頭の中と同じ」という言葉をよく聞かされていました。

 この言葉から物を少なくすっきりするのが正しいと思っていたのですが、今、改めて考えると、少ないのがいいというわけでなく、おそらく物が多くてもきっちりと整頓されていて、自分で把握して使いこなしていればいいというようにも思えます。

 ごちゃごちゃしていたとしても、その人自身がなんら不自由なく、良い生活を生きているのであれば、物少なくてスッキリしている方が勝ちとかそういうわけではないのはもちろんです。

 ですが、掃除のしやすさ諸々、多くの人にとっては部屋の空間が空いていた方が生活しやすいと思いますし、私には、たくさんのものをきっちり整頓しつづけるということは難しいです。

 あと、片付けられないなあと、自分の部屋に帰るたびに自分をそこはかとなく責めることによる心への累積ダメージが嫌なので、定期的に整理整頓がんばろう!を繰り返しつつ今に至ります。。

 断捨離という言葉が何年か前に流行っていて、お片付けの本とかもいろいろと出版されているので、そういうものも参考にして、頭の中をまずすっきりさせるためにも部屋の空間を大事にしてみようと思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    2019年2月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728