しなやかに生きる
お盆を終えて
今年もお盆が終わりました。
13日の盆入りに行う迎え火と16日の盆明けの送り火には「おがら」をたいて、お預かりしていた卒塔婆の御札も読経とともにお焚き上げさせていただきました。
おがらはスーパーでも売っていますのでご先祖様をお迎えする迎え火と送り火として機会があればしていただくことをおすすめします。 今は住宅事情もあり、おがらを焚くのは難しいかもしれませんがその時はなにかライトなどで灯りをつけるのもいいかもしれません。
おがらは皮を剥いだ麻の茎ですが、なければ割り箸を折ってあれば素焼きの焙烙、なえれば耐熱の平皿に乗せて火をつけます。玄関あたりで行うのですが火を扱うことなので気をつけられてください。
迎え火は早めの時間にこの火を目印に家におかえりくださいとご先祖様に呼びかけ、送り火は日が暮れてからゆっくり帰っていただくおつもりでされるとよろしいかと思います。
ご先祖様があって他の皆様がいて自分が存在している、当たり前と思い忘れがちなことを感謝とともに改めて見つめ直す良い機会ではないでしょうか。
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